太陽光発電と空き家問題

太陽光発電の固定価格買い取り制度が終了します。
この制度は2012年にスタート。
電気料金に上乗せされる「賦課金」は約2兆4千億円に上り
一般的な家庭で月767円の負担となっています。
もうそろそろ是正をしないといけません。
そもそも「買取がある」から太陽光発電ではなく
「環境にいいから」太陽光発電にはずで
それを「儲かるから太陽光発電をしよう!」は間違っていると思います
(是非これみてください)

私が危惧しているのが「パネルの廃棄費用」
パネルの寿命が来た時にその費用負担は
1、持ち主なのか
2、メーカーか
3、自治体か
ですが「持ち主」のはずです。
私はその廃棄費用は高いので「放置」が増えると思います。
今の「空き家問題と同じことが将来起こる」と感じています。
その負担は未来に引き継がれていきます。
今、私たちは「空き家問題」に取り組んでいます。
それは
人口減少時代に新築を建て続けてきたツケです。
欧米では「古い家に価値」があります。
価値があるので人気があり流通します。
いいモノを長く大切に使うこと「未来の子ども達の為に」
私は「住教育」で
そんな時代を当たり前の時代にしたいと思っています。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:暮らしの知恵  |    |  2019.06.12

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