古民家活用

野村総合研究所が発表した空き家のデーター

2033年のその予測は
空き家率は30.2%、空き家数は約2,150万戸です。
空き家率の上昇を抑えるためには
「世帯数の減少に応じて、総住宅数も減らしていく必要」があります。
住宅数に関して「2030年には新設住宅着工戸数が53万戸に減少する」
と見込んでいますが
「それを上回るスピードで世帯数の減少が見込まれる」のです。
空き家数や空き家率の増加により
住環境の悪化や行政コストの増大など、さまざまな問題が生まれます。
空き家数や空き家率の増加を抑制するためには
出生率向上をはじめとした人口減少への対策や、活用価値が低下した住宅の除却
中古住宅流通市場の整備、複数戸の住宅を1戸の住宅に
リフォームやリノベーションする減築
コンパクトシティの実現などを積極的に進めていく必要があります。
「古民家再生」に加えて「古民家活用」を推進する・・・
これが今の私のお仕事です。
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投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:古民家  |    |  2017.08.15

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