太陽光パネル

熱海の土石流で
「太陽光パネル」の問題が言われてます。
その因果関係はまだ不明ですが
「太陽光パネル問題」を考えてみます。

「太陽光パネル」は
電力消費によるCO2排出問題から
「原子力発電所問題」から注目されました。
国は「その促進」を進めてきましたが
近年「CO2排出より多くな問題がある」と言われ始めました。

今回の熱海の問題は
「太陽光パネル」の設置で
・樹を切り、土地を固め、水の流れが変わったのではないか?
問題です。この問題は全国数多くありようで
今後大きな問題になってくるようです。

そして何より問題は
太陽光パネルは「廃棄に費用がかかる」問題があります。
住宅の「屋根に設置」は
少々コスト上がっても個人の責任で廃棄するのであまり問題起こらない気がしますが
問題は(今回の熱海もそうですが)
発電事業将来の太陽光発電設備の大量廃棄を問題で
2040年問題と言われています。事業が終了していても
コストのかかる廃棄処理を行わずにパネルが放置される可能性です、
電気を売って得た収入の一部を
廃棄などの費用としてあらかじめ積み立てておくことが普通ですが
実際に積み立てをおこなっている事業者はあまりありません。
太陽光パネルには「鉛、セレン、カドミウムなど」の有害物質が含まれいます。
普通に処分しても「管理型最終処分場」がひっ迫する可能性が高くなります。

太陽光発電での国内の年間発電電力量は僅か7.6%です。
私は「環境省押し」の「太陽光パネル」ですが
「環境問題」より「(儲かる)経済」から拡大した
「事業用太陽光パネル」には問題が多く
今からでもできる限り早く考え直す必要性があると思います。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:環境  |    |  2021.07.15

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