ウイルス

「RSウイルス感染症」
昨年同時期の400倍以上の患者数だそうです。

RSウイルスは主に鼻水や発熱・せきの症状が出る呼吸器感染症です。
2歳までにほぼ全ての乳幼児がかかり
生後6カ月未満などの場合は重症化しやすく
呼吸困難や肺炎に至ることがあります。
昨年は新型コロナ対策でRSウイルスも流行が抑えられ
結果的に0~1歳児が感染して免疫を獲得する機会が少なく
社会活動が戻りつつある今年その反動が起きていて
「免疫のない子供たちが今年一気に感染する可能性がある」
と言われています。

インフルエンザは例年1000万人程度の患者数で
今年冬のインフルエンザの患者数は1万4千人。例年の0.14%です。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
インフルエンザによる死者ももちろん急減していて
「マスクと手洗い」の効果で他の感染症も大幅に減っています。
亡くなる方も大幅に減りましたが守られ過ぎて
「人の免疫力も大幅に低下した」ようです。
ウイルスや細菌に対する戦う力・抵抗する力が低下してきています。

免疫力の低下は「現代型免疫低下」と呼ばれていて
風邪やインフルエンザにかかりやすくなり
かかったときにも症状が重くなって
ここぞという重要なときに寝こんでしまう可能性が高くなります。
病原体に接触しても感染させない
感染しても病状を悪化させないように免疫力を高めておくことが重要です。

私たちのカラダには
「自然免疫」と「獲得免疫」の2つの免疫力があります。
「自然免疫」は体内に入ってきた病原菌やウイルスに対し戦います。
ワクチンは「獲得免疫」で
できる限り普段から「自然免疫」を高めておくことが重要です。

「食生活」「体力つくり」「睡眠」など、自然と共生していく力・・・・
基本的に大事なことは昔から変わらないのだと思います。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:その他  |    |  2021.07.25

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