猿払村

人口が都市へ偏る中で
住民の稼ぎを増やせば自治体の財源も潤い、地域の活力は高まります。
ポイントは「農林水産業の6次産業化」です。

住民税税収が増えたのは人口1人当たり所得か人口の増加を意味し
全国1741市区町村の2019年度の個人住民税収を09年度と比べ増減率をランキングです。
https://www.inouekouichi.com/blog/22937.html
猿払村は人口が10年間で8%減った一方、住民税収は99%増ですから凄いですね。

個人住民税の金額が多い自治体が強い自治体です
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/regional-regeneration/personal-residence-tax-map/
そこに「稼ぐ力」が有るということが言えます。
国内全体の個人住民税収は景気が回復してこの間に13%伸びています。
これを下回る自治体は厳しいです。

猿払村の起爆剤はホタテです。
漁師らが預ける漁協の貯金残高はこの期間に70億円増えて200億円を突破しました。
1人当たりの個人住民税収額でも全国7位にランクインしていて
東京都以外では最高です。
住民税収が増えれば住民サービスに還元しやすくなります。
地域が活性化していきます。
少子高齢化は確実に広がります。
各地の特色を生かした工夫が必要なことが明白です。

「地域を元気にしていく」
自治体任せでなく、官民連携で当たり前ですがやらなきゃいけません。
【未来の子ども達の為】に【ちょっと無理して】

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:雑学  |    |  2021.07.30

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