森林活用法
販売できる木材の育成には手間が掛かります 「枝打ち」、「除伐」、「間伐」をしなくてはなりません。 スギ人工林において 50年生での販売収入は試算143万円/haに対し、 50年生までの経費は平均231万円/haと大赤字です。 このマイナスの採算性が、ビジネスモデルとしての林業を発展させないのです。 木は木材としてだけではなく 燃料としての役割を現在でも果たしています。 薪ストーブ以外に炭も貴重な燃料です。 薪でも炭でも、間伐材や枝など木材として売れない部分も対象になります。 また 林業による生産額の半分は、木材以外の林産物が占めています。 木材以外の林産物の中で、8割を占めるのがきのこ類です。 きれいな沢があればワサビ・クレソンなども考えられますし 植物に限らず、カブトムシ・クワガタ等も都市部の子供達には人気です。 森には植物や動物など多様な生物が命を営み さらに私たちが生きていくためにも必要な心の癒してくれます。 谷を流れる水の音、こずえを揺らす風の音、山を渡る小鳥の声に耳を澄ましていると カラダが軽く、気持ちが和らいできます。 体験ツアーなど、リラックスして楽しめる場として山林を使ってもらいます。 収益を出すとすれば、キャンプ場やアスレチック施設です。 もっと規模を広げるとコテージなども視野に入れててもいいかもしれません。 川があれば、自然に近い河川型の釣り堀も、家族連れには人気のレジャーです。 一時森林太陽光発電も流行りました。 山を元気にする方法は・・・・試行錯誤から見つけなきゃなりません。 進化させて「ビジネス」にしなきゃなりません。 そうしないと「日本は滅びて」しまいます。]]>
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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