都会と田舎

便利なモノ(コト)がドンドン増えていきます。
例えば携帯電話ができて便利になりました。
携帯電話で移動しながら、
海の向こうの人と話ができるようになりました。
しかし24時間束縛されているという
新たなストレスを感じ始めるようになりました。
便利さゆえのストレスは小さくなりますが
生み出された不便のために新たなストレスが増えています。
その結果精神的ストレスは
プラス・マイナス・ゼロとして帳消しになります。
いえ、ひょとしたらストレスは増幅されているのかもしれません。
便利を実現する道具が同時に
意外な不便を生み出す道具にもなっています。
時代はこの繰り返しです。
石器時代の人たちが感じていたストレスの大きさと
現代の社会人とでは、手にしている道具はまったく異なります。
手にしている道具が異なるため感じるストレスの種類も違いますが
ストレスそのものの大きさは、変わっていないと思います
便利な物が増えた世の中で
ストレスの重圧のため、自殺者は増え
減ったとは言え年間2万人超の自殺者がいます。(交通事故は3千人超)
都会は便利で田舎は不便・・・・
都会の方が自殺者が多く、交通事故も多いです。
人が生きていく上で何が幸せなのか?
もう一度考える「令和の時代」なのかもしれません。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育,文化・伝統  |    |  2019.05.11

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