1月17日に想う「地震に備える」

1995年1月17日午前5時46分、 

淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の直下型地震が発生。 

最大震度7を記録。

死者6,434名、負傷者43,792名。 戦後最大の都市型災害となりました

阪神・淡路大震災では強い揺れにより甚大な被害が出ました。

全壊家屋104,906棟、半壊家屋144,274棟。

家の耐震化とともに家具等の転倒にも注目がいくようになった効きかけです。

(3・11の東北での地震では津波が注目されました)

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地震は時間経過により

「地震時の行動」「地震直後の行動」「地震後の行動」の3つに分けられます。

「地震時の行動」は「まず身の安全」です。

丈夫なテーブルの下や、

物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」

空間に身を寄せることが大事です。

「地震直後の行動」では、

「落ちついて 火の元確認 初期消火」です。

揺れがおさまったら、出口を確保するための窓や戸を開けます。

「地震後の行動」では、

「避難の前に安全確認 電気・ガスの再確認」です。

停電していた電気が復旧した際に、地震により断線した電気コードや、

転倒した家具が接触し安全装置が働かなくなった電気ストーブから火災が発生することがあります。

避難が必要な時には、電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を締めて避難しなくてはなりません。

日本は地震大国ですからまた何処かで大きな地震に見舞われます。

「火災保険」「地震保険」は万が一のお守りみたいなもの・・・

「生命保険」とともに「少し掛けておく」と安心ですね。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:雑学  |    |  2016.01.17

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