長雨
全国のどこかで、ゲリラ豪雨があり 各地で川の氾濫や家の浸水などの被害が多く起きてます。 さて 今年度第1四半期(4-6月期)の国内総生産(GDP)速報値は 季節調整済前期比1.0%増、年率で4.0%増。 これは、予測値2.4%増をはるかに超えるプラス成長でした。 主な要因は、個人消費と設備投資の伸びです。 清涼飲料、レストランなどの飲食サービス、 エアコンなどの白物家電や自動車の販売が好調でした。 その背景には、 人手不足で雇用確保のために非正規雇用の賃金を引き上げたことがあります。 問題は、これが今後も持続するか? 最近の働き方改革から残業時間が圧縮されて、 残業による収入が減っているのはマイナスに作用します。 トランプ米大統領問題や北朝鮮問題で不透明感も気になりますが 最も懸念されるのは、この夏の天候です。 このような長雨・冷夏は、消費に様々な影響を与え 毎日雨が降るので、プールや海水浴場などのレジャー施設利用が減っています。 エアコンの販売は大きなマイナスだそうです。 また衣料品の販売も伸びていないようです。 そして、最大の被害は、農作物。 スーパーなどで野菜の価格が高騰しています。 長雨・冷夏で短い日照時間と低温で農作物の生育が悪く また洪水などで農作物が全滅になるところもあって収穫が減少しています。 その結果、 消費者は買い物を控え、農家にとっては収入の減少となっているのです。 今後危惧されるのは、米の収穫。 8月初めにやや良と予想したコメ作況指数は 米の生産地である新潟や東北では、長雨・低温が続くと予想され 大きな影響が出ることが予想されます。]]>
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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