みかん
地球温暖化による気温上昇。
今までの「常識が変わる」ように思います。
愛媛県では温暖化を見越して、
「ミカンからキウイへの転換」を進めていますし
宮崎県でもミカンの代替作物として、
ラン科の熱帯植物「バニラ」の量産化を進めています。
対して山形県では「ミカンの産地化」を進めています。
全国各地で米や野菜など様々な品種の開発や普及を急いでいるようです
40年後には平均気温が2度上がることが予測されています。
熱帯の関西、温暖な東北・・・梅雨のある北海道になる・・。
ということは「住宅造りも変わる」ことになります。
正に「家は夏を旨とすべし」
30年経ったら「住宅の機能性が根本的に変わる」かもしれません。
高気密・高断熱住宅は1年中冷房MAXになるかも。
その時に発電は「原子力発電」に頼るのでしょうか?
そう言えば太陽光発電などは
「10年経って寿命を迎えたらその商品はどう廃棄するのか?」
がよく議論されます。
(違いなく今よりいい商品が出来て現在の商品は使えなくなります)
その時は「発展途上国に輸出してうやむやに・・・」が今の考え方です。
商品をどんどん造りはしますが
廃棄方法・再活用方法はどのメーカーも明確にしていません。
今も大事ですが、10年後、30年後、50年後はもっと大事ですね。
投稿者プロフィール
-
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
最新の投稿
- 住教育2021年11月25日空き家問題に挑む
- 古民家2021年11月19日耐震の重要性(事例 2)
- 古民家2021年11月18日耐震の重要性(事例 1)
- 文化・伝統2021年11月14日太子講