地震に対する備え
地震保険の加入率は2割弱の地域でその「経済にも大きな被害」がでました。
地震保険に加入が進まない理由「保険料が高い」
・単独で加入できないため、必ず火災保険に付帯して契約する
・保険金額(契約金額)は火災保険の30~50%の間で任意に設定。
(ただし建物5000万円、家財1000万円が限度)
火災でなくても地震のみならず風や日照で損傷した場合でも、
火災保険と連動して経年劣化以外の損傷は支払われます。
大地震が発生すると、非常に広い地域に大きな被害がでます。
交通事故のように、
あるときある場所で特定の人が事故に遭うのとは異なり、
数多くの人に同時に多大な損害が出るのが地震災害です。
保険というものは、相互扶助という助け合いの元に仕組みを作ります。
その点からすると、地震は保険で取り扱うのが難しい側面もあります。
そうした事情から地震保険は、引き受けや支払いに国が関与しています。
・住宅ローンの残債が多い人
・被災したときにその後の収入が途絶える可能性が高い人
・預貯金の少ない人
は地震保険を付けておいた方がいいと思います。
そんなこと(ファイナンシャルプランナー視点)も
「住教育」で学んで頂きます。
投稿者プロフィール
-
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
最新の投稿
- 住教育2021年11月25日空き家問題に挑む
- 古民家2021年11月19日耐震の重要性(事例 2)
- 古民家2021年11月18日耐震の重要性(事例 1)
- 文化・伝統2021年11月14日太子講