住教育の本質
1名の受講でした。(最初の頃の「古民家鑑定士」みたいです) 日本の住宅は世界と比較してあまり長持ちしていません。 国土交通省は「長期優良住宅」を推奨して「住宅の長持ち」を推進しようとします。 しかしその効果はあまり出ていないように感じます。 未だに「家は3度建てないといい家が出来ない」と言われるのです。 私は「造り手」の問題ではなく「住まい手」の問題ではないか?と思います。 「住まい手」が「どんな家が欲しいか?」本当はわからないのではないか? 今。流行りの「デザイナーと建てる」などは流行ですからいずれ廃ります。 30年もしたら「嫌になる」可能性が高いのです。 ヨーロッパは「デザインは変わらない」のです。 長持ちするものは「デザインは変わらない」のです。 「木の家」は長持ちするのです。 今流行りの家は「本物の木」はあまり使われていません。 (本物の定義(※)・・・間違っているケースが多くあります) 「住まい手」が賢くならなくてはならないのです。 日本には日本に合う住宅の造りがあります。 日本には日本文化に合う住宅があります。 是非 日本で長持ちしてる「古民家」を参考にしてみて欲しいと思います。 (古民家フォト甲子園 より) ※以下は本物(長持ちしない)ではありません ・集成木材 ・機械乾燥木材 ・金物を多く使う木材]]>
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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