高気密高断熱
建築家 山本富士雄氏のメルマガからの抜粋です
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私は、自宅でこのことを実感している。
15年前にこれからの家は高気密高断熱と考えて自宅で実践した。
さんざん考えた末にこの原因は
「電磁波―熱線」による輻射熱だと気が付きました。
太陽ネネルギーの50%は赤外線の形で地球に届く。
この赤外線出、物質はエネルギーを得て熱(輻射熱}を持つ。
建物は熱を持つと、それ自身が赤外線を出す。
断熱材は熱を止めて室内に熱を伝わりにくくする役目のものである。
断熱は「熱が伝わりにくくす物」であり、
つまり建物自体に熱をため込むためのものだったのです。
これに対して、反射による遮熱とは、
熱戦を反射させることです。建材用のアルミ遮熱シートを、
静止空気層を熱源との間に作って空気の対流を止めればよいのです。
これで夏暑くて寝苦しい原因の「輻射熱」を遮断できるのです。
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「高気密高断熱」は最近「省エネ」の視点からよく言われます。
「高気密高断熱住宅」は「健康住宅」とは反対方向にあります。
昔から学校では
「休憩中に窓を開けて空気を入れ替えましょう」と言いました。
「空気を入れ替える」ことは健康に視点から大事であることは間違い有りません。
窓の開け方ですが
窓が1つの場合は、全開にしても効果は低いです。
空気の出入り口は最低2箇所必要です、
1、換気扇が有れば、窓+換気扇で2箇所になります。
2、窓も通常のタイプ(左右で一対)なら、
全開せずに左右の窓ガラスを中央に寄せて、窓枠の左右を半分づつ
開けると空気の流れが起き易くなります。
換気が不足している室内は、
どうしてもシックハウスの原因となる物質で空気が汚れやすくなります。
しっかりと換気をすることで、
室内の化学物質濃度を下げ、ダニやカビを排除し、結露を防いでくれるのです。
換気は、
・即効性があって
・お金がかからなくて
・おまけに誰にでも簡単にできるシックハウス対策
といっても過言ではありません。
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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