温室効果ガス

地球が誕生した46億年前から、
地球は太陽から光と熱のエネルギーを受け、
ずっと加熱されてています。
普通に考えればとっくに溶けてしまっているところです。
しかし、地球が溶けない理由は、
地球は太陽から受けた
光や熱のエネルギーと同じだけのエネルギー量を
宇宙空間に放射している(戻している)からです。
太陽からもらったエネルギー(光や熱など)は、
地球内部で循環したり、
海流や大気の流れ(気象現象)に乗って循環します。
循環しながら結局は
同じだけのエネルギーを宇宙空間に戻します。
宇宙空間にエネルギーを戻す過程で、地球の内部や海洋、
大気が
そのエネルギーの一部を一時的に保持してくれます。
そのおかげで、
我々は暖かい環境で快適な生活ができるのです。
大気がエネルギーを保持する(吸収する)はたらきを
「温室効果」といいます。
このはたらきをするのは
大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスです。
温室効果ガスがないと
地球の平衡温度はマイナス18℃になると言われています。
ところが最近、
地球大気中の温室効果ガスの濃度が高まっているため、
過剰な温室効果が起こっています。
これが「地球温暖化」です。
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地球がエネルギーを宇宙空間へ放射する際、
大気中の温室効果ガスが
そのエネルギーを過剰に引き止めてしまい、
スムーズに宇宙区間へ放射できないのです。
産業革命以降の人間の経済活動によって、
に発生し続けている温室効果ガスの増大が原因です。
対策を講じないと、地球温暖化が進行し、
地球環境が後戻りできない
危機にさらされることになります。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:古民家  |    |  2016.04.13

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