地域の格差

「平成25年度県民経済計算暫定版」
県民所得が最も多かった東京都の東京都の59兆9592億円に対し、
最も少なかった鳥取県は1兆3497億円です。

また県民総生産を見ると
最も多かったのはやはり東京都で93兆1283億円
第2位は大阪府の37兆3150億円で、
一方最も少なかったのは鳥取県で、1兆7676億円。

地域格差の大きさを改めて認識させられる結果です。

一人当たりの県民所得は鳥取県で一人当たり約235万円。
これは東京都の約448万円と比較すると約半分強です。
神奈川県は約297万円、愛知県は約357万円、大阪府は約300万円、埼玉県は約285万円
東京都がいかに際立っているのかがわかります。

こうして見ると、日本で「最も貧しい県」は鳥取県ということになります。
しかし、鳥取県には『金持神社』という名所があります。
全国にひとつしかない縁起のよい名前です。
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■県民所得トップ10、ワースト10

<トップ10>(単位百万)
東京都:約60兆円(59.959,202)
神奈川県:約27兆円(26,980,700)
愛知県:約26.6兆円(26,639,100)
大阪府:約26.5兆円(26,505,585)
埼玉県:約20.6兆円(20,646,618)
千葉県:約18.7兆円(18,693,885)
兵庫県:約15.7兆円(15,650,854)
福岡県:約14.4兆円(14,406,447)
北海道:約13.8兆円(13,821,483)
静岡県:約12.4兆円(12,381,679)

<ワースト10>(単位百万)
鳥取県:約1.3兆円(1,349,726)
島根県:約1.7兆円(1,701,647)
高知県:約1.8兆円(1,822,583)
佐賀県:約2.1兆円(2,110,329)
徳島県:約2.2兆円(2,215,472)
福井県:約2.3兆円(2,260,764)
山梨県:約2.5兆円(2,472,479)
秋田県:約2.6兆円(2,586,434)
宮崎県:約2.7兆円(2,697,540)
香川県:約2.8兆円(2,757,623)

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:古民家  |    |  2016.04.16

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