イチロー選手

桜の開花宣言と共に引退発表をした「イチロー選手」
高校卒業し2年目に2軍で連続試合ヒットの記録を打ち立て
3年目に仰木監督がオリックスの監督に就任して
イチローブームが始まりました。
WBCでは大会連覇の立役者となり、数々の偉業を成し遂げましたが
45歳まで選手を続けるということは凄いことです。
第一線の舞台に立ち続けるのは本当に難しいことです。

昨年からこの引退は既定路線だったようですが
もう一度バリバリ打てるんじゃないか?そんな期待の中
まったく打てなくなったということショックでした。
マリナーズのツイッターでは最終ゲームを
故郷である日本でできてよかったと書かれています。
人はいつかは引退するときがきます。
引き際って難しいなと改めて思います。
サッカーでいえば、未だ現役でありゴールも決める52歳のカズ選手と
W杯後に29歳で引退した中田選手では、全く異なります。
運動選手は主に「体力」との戦いなんだと思います。
アーティストは引退はあまりしません。
「死ぬ時が引退の時」と考える人が多いようです。
主に「発想」との戦いなんだと思います。
経営者はどうなんでしょう?
次に繋がなきゃいけませんから
きっと「後継者が育った時」なんだと思っています。
引き際は
その人の考え方、生き様が凝縮されるターニングポイントの1つです。

追伸
引退会見で子ども達に向かって
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野球だけでなくても良いんですよね、始めるものは。
自分が熱中できるもの、夢中になれるものをみつけられれば
それに向かってエネルギーを注げるので。
そういうものを早く見つけて欲しいなと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。
向かうことができると思います。
それが見つからないと
壁が出てくると諦めてしまうということがあると思うので。
色々なことにトライして、自分に向くか向かないかというよりも、
自分が好きなものを見つけてほしいなと思います
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心に染み入ったイチロー選手の言葉でした。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:雑学  |    |  2019.03.23

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