ガンと戦う

皮膚がんや肺がんに続いて 今年9月には胃がん治療の承認も下りる見通しです。 胃がんは日本人に多く年間13万人が胃がんと診断されます。 増殖スピードが速い進行性の患者を対象に 「オプジーボ」が使えるようになります。 一般的に他の抗がん剤が効かなくなった段階での投与で 対象患者は1万人程度になる見込みです。 但し現状で「オプジーボ」は 大規模病院でしか使用が認められておらず 実際に使える患者は1万人のうち数%程度。 免疫に作用する薬なので、 突然大きな副作用がでる可能性もあります。 これまでのがん治療は 手術、放射線療法、化学療法が3本柱とされてきました そして、近年になって研究が進み がん治療の4本目の柱となったのが、がん免疫療法です。 化学療法や放射線療法は、がん細胞を攻撃する際に がん細胞だけでなく正常な細胞も攻撃するため 副作用が強く出ることがあります。 一方、免疫療法は、直接がん細胞を攻撃するもので 患者自身のがんを攻撃する機能(免疫機能)を高める薬剤として 承認認可された薬剤が「オプジーボ」なのです。 今回、薬価が半分になり、適応対象が広がることで 多くの患者にその可能性が広がるとともに 製薬会社(小野薬品工業)の収益は下がることになります。 すると「新薬の開発」に少し苦しくなります。 新しい「コト」にはお金が掛かります。 それを「消費者が理解し相応の費用を分担する意識」 強い世の中なら「経済は進化」します。   「ひたすら安く」「助成して貰えるものは頂く」精神では 「未来の子ども達の為にはならない」 しっかり心して日々事業推進したいと思っています。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:雑学  |    |  2017.07.08

関連する記事

pagetop