新しい時代の住まい方

住宅の常識が変わりつつあるのかもしれません
「スノーピーク」がまちづくりをしています。
スノーピークがプロデュースした住宅街「天野エルカール」

リビングと庭をつなぐスペースを「アウトドアリビング」と位置付け
家族や近隣住人との交流の場としての機能を持たせました。
住人同士のつながりを生み出すため
隣地との境界に壁やフェンスを設けず、植栽によってゆるやかに区切っています。
多目的広場を設け
隈研吾氏と共同で開発したモバイルハウス「住箱」を置き
そこに住人が使えるテントなどのキャンプ用品を収納。
住人が集まってたき火やバーベキューが出来ます。

私が15年前に愛媛で開発した
「ガーデンヴィレッジ」と似たコンセプトに思います。


3密が問題になり、家づくりもオープンな時代になればいいなぁ〜と思います。

新型コロナウイルスは通常
人との距離を2メートルとることが呼びかけられています。
エアコンの気流によってウイルスが感染力を保ったまま遠くへ運ばれるそうです。
空調機メーカーは
「人が集まる環境では1時間に1回、窓を2カ所開ける換気が必要」と
エアコン使用時の換気を呼びかけています。

いえづくりの大事が変わりつある・・・・
「新しい生活様式にひとつ」のように思います。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:暮らしの知恵  |    |  2020.06.12

関連する記事

pagetop