「アスベスト建材」から考える

「住まい」を考える時・・・どんな建材・木材を選べばいいのか?

解らないこと多いです。

それを「大工・工務店さん」に使って頂いて・・・「3年後」

「あの商品は健康に悪かった」よくあるお話です。

有名な例として「アスベスト建材

アスベストは、

天然に産する蛇紋岩系及び角せん石系の繊維状鉱物のことで、

石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれています。

成分は珪素、酸素、鉄、マグネシウム、カルシウム等。

不燃・耐熱性に優れ、耐久性、耐磨耗性、耐腐食性、絶縁性などの

特性を有しています。

また、繊維が極めて細く、容易に空中に浮遊します。

このため、人が呼吸器から吸入しやすいという特質を持っています。

さらに、通常の環境条件下では分解しないため、

環境中に蓄積されやすい特徴もあります。

石綿スレート、石綿セメント板等の石綿含有建築材料として

使用されていました。

今は使用禁止の建材ですが、

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昭和40年〜50年代に建てられた住宅には多く使用されています。

ホルムアルデヒドなどの入った新建材も

今は禁止ですが昭和の時代には多く使われていました。

今の時代も「そのような危険性のある建材・木材」が多く有ります。

また「屋根材」も

コロニアルなどは長持ちしないので、結局コスト高になります。

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投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:建築知識,暮らしの知恵  |    |  2016.12.20

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