林業を考える 2

また、拡大造林政策によって生み出された多くの人工林が収穫期を迎えていますが、 伐採さないまま、放置されている森林も目立ちます。 収穫期を迎えた森林を伐採し、植えて、育てる、そして伐採するというサイクルを回す必要があります。 このサイクルを円滑に回すためには、国産材を積極的に利用し、需要を高め、資金を山に還元する必要があります。 森林を伐らないで守ったり、植えて回復しなければならないのは 概ね海外(熱帯林の違法伐採等)の事情で、日本とは異なります。 日本の森林資源は使われずに余っています。日本では成長した森林を活かすべき時代となったのです。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:木材  |    |  2017.05.27

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