結・という移築事業

「古民家移築再生」事業がスタートしました。
古民家移築は「空き家課題解決の大きな柱」です。
社会公共性高い「移築事業」で
技術ある大工さんの日当を上げること
若手を育てることを目指しているのです。

移築が出来ない理由に「高くつく」があります。
そんな技術者(大工)が居ないもあります。
それは「古民家現地再生」も同じような出来ない理由です。

古民家鑑定士講習でも教える「普請」とは
・家を建築したり修理したりする建築工事。また、道・橋・水路・堤防などの土木工事。
・資金・労力・資金の提供し社会基盤を地域住民で作り維持する事

です。

少子高齢化の時代人口減少が起こり始め地方は衰退しています。
コロナ禍から東京一極集中から地方に人は流れ始めています。
関係人口が増えていると思います。
地域活性化とは地域経済の活性化、
地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生を
総合的かつ効果的に推進するため地域が行う自主的かつ
自立的な取組みです。

普請✖️地域活性化=「地域(田舎)専従のデベロッパー」です。

ディベロッパーとは開発、再開発事業をする団体・企業のことです。
私は「これを志ある小さな会社がやっていい」と思います。

それを各自治体で「空き家アドバイザー協議会」が中心を担います。
「空き家(古民家)の再活用で関係人口を増やしていく」のです。
その大きなポイントの事業に「古民家移築再生事業」があるのです。

 

 

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:古材  |    |  2021.04.15

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