家の付加価値

それは、「無垢の木は、切り倒されて家になった後でも生き続ける」ということです。 しっかりと呼吸しているのです。 日本の風土に慣れ親しみながら育った木は、非常に安定し長持ちするのですが、 外国で生まれ育った木は日本の風土に合わず、割れや反りなどの狂いが起こりやすくなるのです。 (バイオリン・ピアノなどの木製楽器も外国へ持ち出すと音色が変わってしまうといいます) 昔から「地元で採れた木が一番いい」といわれる所以は、この風土への適応能力だったのです。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育  |    |  2018.06.15

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