日本らしさがある

沖縄は 「東京と共に人口が増えている」地域です。 しかし・・・その事情は少し違います。 「移住ブーム」?いえいえそれだけではないようです。 移住などを除く人口の「自然増加率」も全国1位なんです。 特殊合計出生率(女性が一生で何人子どもを生むかという数)は 全国平均の1.39人に対し、沖縄県は1.87人と全国1位です。 出生率が高い原因として他の都道府県と比較して ・親族や地域のコミュニティの結び付きが強く 相互扶助の精神(沖縄の言葉で「ゆいまーる」)が今でも残っている ・男系の子孫を重んじ、男児を産むまで出産を制限しないため 結果的に産む人数が多くなる と言われています。 昔の「日本」がここには残されています。 産業・人口共に極端に那覇市に集中しています。 那覇市は空港などにも制限されて高い建物が建てられません。 ですから那覇市の周辺のがベッドタウン化しています。 「那覇都市圏」で40%以上の人口が集中しています。 朝の那覇への車、夕方の那覇からの車は大渋滞です。 離島などは若い人が仕事を求めて那覇などに出てしまうため 過疎化が著しく進んでいます。 異国の香りがする沖縄・・・ そこには「日本」の原点と共に問題点が共存しています。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育  |    |  2018.06.20

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