古材は新築に使えるの?
古民家などに使われている梁や柱は誰が見ても凄いとか思われるのではありませんか?解体される現場とか見かけられた人もあるのではないでしょうか?梁などは凄く大きくて何段にも組まれてて力強さを感じると思います。それに勿体ないと言う思いに駆られると思います。
では、この梁(古材)は新築に使えると思いますか?それとも古いから使えないと思いますか?
日本には「建築基準法」というものがあり建物を建てたり設計するにあたって都市計画法、消防法などがあり建築基準法はこれらと関連しながらクリアしないといけません。
対象になるものとしては建てられる家の建築面積、床面積の上限の㎠がどれだけかとかルールがあります。そして、建てる前に建築確認申請をして中間検査や完了検査を受ける事が決められています。他にも建てる時敷地が2m以上道路に接している必要があったりと多岐にわたって様々な決まり事があるのです。
2020年には改正省エネ基準が義務化され全ての新築住宅に対して適応されています。
そこで「古材」は新築住宅に使えるかどうかというと結論から言うと、使えるということてす。基準法に古材は使ったらダメとかはありません。ハウスメーカーによっては使えませんとか使いませんなどはあるかもしれませんが大工さんが建てたりする家(手刻み)による家にはつかえるのです。
木は経年変化で強度が増すといった特徴があります。木造建築物の法隆寺がやっとその折返し点と言います。だとするならば使わない方は無いと言えます。これから家を建てようと思われる方は一つの選択肢として考えてみるのも良いかと思います。