長持ちする家とは

今建てられてる家は「建築基準法」によって在来工法といって耐震構造として確認申請がおりて建てられています。建築基準法は昭和25年に施行されおおくは(ほとんど)が耐震構造です。しかし、それ以前の建物は法のしばりはなく太古の時代から地震国の日本で長持ちする建物として造られてきてます。

地震が発生する度に改正さらる建築基準法ですが、今現在新耐震基準に対応しないと確認申請はおりません。しかしながら、それ以前の建物が今も倒壊することなく存在します。

在来工法と違って造り事態が耐震構造ではなく揺れを利用して分散することで倒れないという考え方なんです。揺れに対抗するでなく上手く利用して揺れを分散させる造りだといえます。

自然界の出来事に我々人類は対抗することではなく共存すべきだと思います。

投稿者プロフィール

井上 静夫
井上建築 代表
一般社団法人福岡県古民家再生協会 代表
資格: 二級建築士、危険度判定士、伝統資財施工士、古民家鑑定士1級
経歴: 小・中学校卒業後、大工修行に入り6年後独立する
座右の銘: 継続は力なり
尊敬する人: 宮大工の西岡常一棟梁
尊敬する理由: 大工としての心意気が好きだから
特技: 剣道
category:建築知識,暮らしの知恵,木材,環境,雑学  |    |  2022.03.03

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