未来の日本の姿

「年金制度の維持」を言いますが

それはあくまでも「制度の維持」であり
その金額で「生活できる」ことではありません。
介護保険も健康保険も同じことで
「制度は同じですがそれで大丈夫」ではありません。
それを支える「人口が減る」のですから
「支払いは増え、受け取りは減ります」
それをどう考えるか?です。
今まで人口増加で支えてきた
日本のGDP(国民総生産)を下げない為には
・一人当たりの生産性をあげる
・高齢者/女性(結婚後)も生産側である
ことが大事になります。
そういう時代であることは間違いない現実・未来です。
私は「大工さんの日当5万円」を掲げてその活動をしています。
そうしないと「大工さんの成り手はいなくなる」
その為に
「日当5万円の仕事と日当2万円の仕事を分ける」
「日当5万円の仕事をを増やす」
これに力を入れています。今までの時代は
「プレカット」「工場生産」で日当5万円の仕事は減ってきました。
これから
「墨付け・手刻み」「木を見る力」がある人は
日当5万円になる時代にしたいと思っています。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:文化・伝統  |    |  2021.09.10

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