サスティナブル

最近お店で、レトロな雰囲気を感じることがありませんか?

古民家風の つくりで、ちょっと小洒落た感じの店舗が増えています。

持続可能な社会を目指すサスティナブルの時代は、

インテリアのデザインにも影響を与え始めています。

店舗のデザインは、いずれ住宅のインテリアデザインとしても広がってきます。

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新築やリフォームに、

古材を使うということが当たり前の時代になるかもしれません。

サスティナブル=持続可能な社会を目指す時代。

これまでの作っては壊 すことよりも使い続けることが目的に なります。

は住まいも同様です。

住生活基本法が制定され、良い住宅を建てて、手入れをし、

より長く大切に使うこ とが奨励されるようになりました。

住生活基本法制定から 5 年後の 2011 年には、

よりソフト面の充実を図るように見直しが行われています。

サスティナ ブルを技術ではなく、ソフトとして受け 止めることが大切なのです。

その意味で は、同様にサスティナブル社会が求めら れた時に、

欧米ではサスティナブルデザ インが提唱されています。

永く持続して使われてきたものには、

歴史としての傷みが残り、色も変わって しまいます。

技術的には経年の変化によ って劣化したものと考えられてしまいますが、

デザインとして見ればそれは価値が高まったものとして見られます。

永い年月を経たからこそ、備わった個性として認めようとするものです。

残されて きた古いものには、間違いなく歴史と文 化が刻まれているものだからです。

そして技術や機械文明的なものよりも、歴史 や文化的なものを大切にする風潮が、

世界的にも広まりつつあります。

不動産流通が発達した国では、み んなが憧れるデザインの家には高い評価となります。

日本も世界に負けない、歴史と文化が生きている国のひとつです。

中でも木材については、古くから目にして親しみ、残されてきた古民家もたくさんあります。

建築廃材として廃棄するのではなく、

新築やリフォ ームでも活用できる時代になってきました。

(おうちのはなし 参照)

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投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:文化・伝統  |    |  2016.11.12

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