家は幸せのためにある

古民家を扱う私にとって「大切にしている言葉」です。 人生の「幸せ」を感じる場所が家。 それは「マンション」だろうが「賃貸」だろうが同じです。 古民家ブームで多くの地域で講演させて頂く機会が増えました。 気になるのが「古民家をモノ」として考えている人が多いこと。 私は「古民家の価値」を訴え続けてきました。 「古民家の安全と安心」を訴えています。 「100年経過している古民家をもう100年使えるようにすること」 これが全ての原点でなくてはなりません。 しかし「古民家を経済」と考え「適当に改修工事をして経済的に使う」 それでは「50年後に地域に負の遺産」を残すことになります。 「未来の子ども達の為の地方創生」をしなきゃいけないと思っています。 長く生きるほど、人生はより美しくなる。~ フランク・ロイド・ライト 人生もそうですが建物もそうでなきゃいけないと思います。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:建築知識,文化・伝統  |    |  2017.07.14

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