地方の魅力的

IT革命からかれこれもう20年以上経ちましたが
コロナショックでやらざるを得なくなってやってみたら
そもそも人が一同に集まらなくてもよいことがたくさんある・・・
毎日繰り返される「zoom会議」
オンラインでも十分できることが山程あったんです。
東京23区にあるオフィスコストは社員一人当たり月6.4万円だそうで
在宅ワークが一気に加速しました。
教育現場もオンライン教育という選択肢が出てきて
今まではそこに集うこと前提で校舎を建てていましたが
Wi-Fiルーターを貸し出す方がよっぽど教育機会の提供につながる時代です。
地方で生活しても格差・不便は無くなりました。
リモートワークが主流になれば、
選択肢は一気に増えチャンスは広がります。
「場所の制約」から解き放たれる時代
東京は問題が多いので地方は今すごいチャンスです。
東京なら家賃の高いマンションに住むか
家を建てるにしてもすごい狭小地。
通勤も都心まで往復2時間〜3時間かけて通います。
対して多くの地方は
土地は安く、子育て環境はよく大自然に触れ合えます。
都心よりずっと暮らしやすく
買い物も教育も思っている以上に環境が整い
仕事で月に何度か東京行くのも億劫にはならないので
第2第3の拠点と考えれば魅力的です。
また地方は圧倒的に物件の供給が過多ですから
場所も選択しやすく、
オンラインが主流であればわざわざ東京に本社を置かなくても
地方に移してしも問題はなく
このコロナで本社拠点の移動も増えると思います。
首都圏で働く人へのアンケートでは51%もの人が
「地方で働くことに興味がある」と答えています。
従来のスタンダードがどんどん変化していきます。
ピンチをチャンスに変える地域と
そうでない地域の格差が広がります。
の価値観の変化や新たな需要をものにできる企業と
そうでない企業の格差も広がります。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:環境  |    |  2020.07.08

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