今の家づくり

「無節の吉野ひのきのは価値がある」

「秋田杉の目合いが美しい」
「けやきの大黒柱は家の象徴」 などが自慢でした。
ですから「木材」にお金を掛けていました。
林業は儲かっていました。
今は
「システムキッチンが使いやすい」
「ユニットバスがきもちいい」
「トイレの掃除が楽」 などが自慢となりました。
住宅設備機器メーカーが牛耳っています。
時代は必ず変わるものです。
どう変わっていくのか?
私はこれからの家づくりは「快適」に変わろうとしていると感じます。
「家電メーカーが主となる家づくり」です。
自動で電気がつき、料理も簡単。
お掃除もロボットがする・・・・。
そんな「時代の圧力」を強く感じています。
このままでいいのか?
変えていかなくてはなりません。
「住教育」をコツコツして消費者教育しなきゃいけませんね。
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投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育  |    |  2018.10.26

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