令和元年に向けて平成を考える

【令和】

新元号は645年の「大化」から数えて、248番目。
万葉集にある歌の序文
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
はじめて国書由来の元号となりました。
安倍総理は典拠を万葉集とした理由について
「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と説明しました。
安部総理らしいと思います。
(ホントは天皇が決めるべきなんでしょうが憲法がそうですからしょうがないですよね)
平成元年は1月8日から始まっています。
前日7日に昭和天皇が崩御されました。
時の総理は「竹下登」さん4月から「初の消費税(3%)」が導入されました。
リクルート事件が起きました。
総理大臣がコロコロ変わり
宇野宗佑さん、海部俊樹さんと小沢さんが仕切っていた時代です。
千代の富士全盛期でに株価は38900円
その後7600円まで下がりました。
ベストセラーは「ノルウェーの森」「NOと言える日本」
井上陽水の「リバーサイドホテル」や長渕剛の「とんぼ」もそうです。
「ザ・ベストテン」が終わっています。
どうですか?随分前に感じますか?
私は「30年はあっという間」に感じます。
たった・・・1万日程度ですから・・・。
【令和】という時代は
「経済より文化を重んじる時代になればいいなぁ〜」
(利益第2主義になれば)と私は思っています。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育,文化・伝統  |    |  2019.04.02

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