高齢者の時代

化粧品大手ポーラの飯田芳子さん(85歳) 週に6日は出勤し、女性販売員のチームを統括しています。 全員が一般的な定年年齢を超えている同販売チーム ポーラ化粧品の販売スタッフは4万2000人で そのうち、70代、80代、そして90代が1500人を占めるそうです。 ポーラの販売員は正社員ではなく業務委託契約の形をとるため、 会社側も高齢者を雇用し続けやすいです。 長く働いているので お客様との関係性がその分長くつながりが深いので 信頼関係がものすごくあります。 高齢の顧客層をターゲットする場合 高齢者以上に適任の人材はいません。 65歳以上が人口の4分の1を占めるようになった日本。 日本の大手企業の多くでは まず60歳で正社員ではなくなり その後5年から10年にわたって契約社員として働きます。 働き盛りを過ぎた労働者のコスト負担を軽減が目的です。 高齢の社員を雇用し続けることで 昇進を目指す若手社員のやる気をそぐとも言います 各企業は定年年齢について見直し始めてます。 政府も、高齢者の継続雇用を推奨し 65歳以上を雇用する一部事業主には助成金も支給しています。 経済協力開発機構の調査では 65歳以上で仕事に付いている人の割合は日本が約23% 高齢労働者の多くはコンビニエンスストアの店員など 最低賃金に近い給与条件で働いています。 高齢者はミスをしやすく 若い労働者ほど能力がないとされています。 「高齢者が子ども達を支える日本」 働き改革が始まっています。]]>

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育,暮らしの知恵  |    |  2017.07.03

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