これからの解体

古民家を解体するとき・・・
所有者は「木材(古材)がもったいない」と言います。

しかし多くの解体屋さんは
「めんどくさいから廃棄解体」を選択します。
環境に時点から

「めんどくさい」でいいのか?

もったいないの視点から

「めんどくさい」でいいのか?

仕事で考えると
「手間代が掛かるから」と廃棄解体を選択します。

そして所有者も
「少しでも安い方がいいから」と廃棄解体を選択します。

少し「利益が縮小されても世の中にいいことをする」
方が結局お仕事は増えるのではないかと思います。

少し「解体費用が高くなって」も
あとで「大事にした」という心の豊かさが残せていいのではないか?
と思います。

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今まで多くの解体に携わりそう思います。
「持続可能な循環型の解体方法」
これを世の中の当たり前にしていきたいと思っています。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:古民家  |    |  2016.03.21

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