米国・中国・日本

2011年
日本はGDP(国内総生産)で中国に抜かれ3位に転落しました。
政治は三流でも経済は一流と言われ
1968年に西ドイツを抜いて世界2位の経済大国に躍り出てから
一時的には第1位のアメリカを抜いたこともありました。
日本にとって経済力こそが自信の源泉であったように思います。
その日本が43年ぶりに中国に抜かれてしまいました。

しかし、GDP(国内総生産)はまだ世界3位なんです。
(個人は27位ですが・・・)
世界の覇権国交代の歴史を振り返ってみると、
16世紀の大航海時代での覇権国家はポルトガルで
それに挑戦したのはスペインでした。
そして、その3番手がオランダでした。
ポルトガルとスペインは戦い漁夫の利で
17世紀その覇権はオランダが握りました。
そのオランダに挑戦した国はNo.2はフランスでした。
3番手にはイギリスが追随していました。
18世紀は産業革命時代に入り
そのイギリスが覇権国家になりました。
19世紀に入りイギリスの覇権に
No.2のドイツが覇権に挑戦しましたが戦争負けて
3番手にいたアメリカが覇権国になりました。
記憶に新しいところでは
そのアメリカにNo.2の旧ソ連が挑戦しましたが破れ
21世紀に入り、アメリカの覇権はあと数年で終焉を迎えようとしています。
2番手は中国、そして日本は依然として3番手のままです。
現在のアメリカと中国は、貿易やIT情報戦争などでぶつかり合ってます。

これまでのように日米同盟を堅守しつつ、
隣国中国とも仲良くして
日本の独立性を徐々に高め、経済力の回復に努めれば
日本の未来は決して暗くはないのかもしれません。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:雑学  |    |  2019.05.26

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