空き家の課題解決法

空き家バンク掲載の平均価格は約280万円
不動産屋さんが
両手で満額規定通り頂いたとしても26万円程度
(中々両手上限はもらえないですが・・・)
片付けあり、相続あり、隣地課題あり・・・が多い空き家です。
不動産屋さんは積極的に手を出しません。

建築屋さんは
屋根の修理、ドアの入れ替え、水廻りの修理など・・・
「小さいお仕事でもやる」業界です。
(地域密着していないハウスメーカーや分譲業などは別ですが)
見積書を提出して
「片付けいくらです」
「相続・隣地課題、行政書士さん紹介します」など積み上げていく業界です。

そもそも空き家課題解決は
不動産業✖️建築業で行うのがスムーズであり、
その対応は建築業が「インスペクション」などを実施する方が
うまく話が進むものです。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:暮らしの知恵  |    |  2020.09.07

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