大雨のお盆

全国各地で大雨で川が氾濫を始めています。
これは毎年のことです(お盆は珍しい)

一番大きい被害は地滑りや土砂災害です。
これらの災害から山を守るためには、
まず健全な山を作る事を考えなくてはなりません。

日が降り注ぎ、適度に木が生い茂り、
しっかりと根の張った健全な山は
雨水を川に還元する水源涵養機能を持ちます。
水がしっかりしみこんでろ過する山は
山全体に根がしっかりと張っているため
土砂災害が起こりにくい環境を生み出します。

またすくすくと育ち、呼吸する木々は
二酸化炭素を吸収するため健全な山が増えれば増えるほど地球温暖化の抑止にもなるのです。

現在の土砂災害や山火事などは、森林が手入れされていない状況が原因となっています。
・伐り捨て間伐など山の手入れがきちんとする
・針広混交林化や複層林を推進する
・天然林の広葉樹林を保全する

森林防災 → くわしくはココ

 

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:木材,環境  |    |  2021.08.13

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