地球環境に正義も悪もない

地球環境に正義も悪もありません。
地球環境は常に変わっています。
現在の環境条件に適応している生物が
数の増加とともに、環境を悪化させているからです。
ではどうしたらよいのか?
すべての生物は相手に依存しながら生きているので
1、環境が変わったら適応するように変わるか
2、どこかへ移動するか
3、死ぬか

の3つしか答えはありません。

繁殖すると自分たちを殺すことになります
人間もその宿命から逃れることは絶対にできないのです。
人間が「善かれ」と思ってやっていることは、
「種のお保存本能」から来ている「生物現象」に他ならなりません。
万物の霊長とうぬぼれ「人間様」にとって
良けれればいいのだという生き方をしているに過ぎないと思います。
人間に良いことは多くの他の生物滅びさてしまいますし
人間が増えれば他の生物が滅びるのは必然のことでもあります。
先進国では人口は減少していますが、地球全体でみれば爆発的に人口が増えています。
人間と友達になれる生き物以外の生物は、
戦ってどちらかが滅亡するまで戦い抜く以外に生き抜く道はないのです。
地球環境の前には正義も悪もないのです。
「天網恢恢粗にして漏らさず、正義は勝つ!」ということは自然界にはありません。
大自然においては「悪いほうが滅びる」ことは滅多になく侵略者が勝ってしまいます。
政治や経済の世界と同じなのです。
宗教の世界では「殺生をしない」という戒律があります。
この教えを厳密に守ったら人間は死に絶えてしまいます。
生き物を食ってはいけないのですから
生物にとって数の増加は生存と繁栄のために絶対に必要で、
これは生き物の本質なのです。
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だから数の増加のために良いことを「正義」と決めているにすぎません。
「殺し合いをせず平和に数を増やす」
ことを正義などと言っているのは過ちでもあります。
生物学的にそういうことになるのです。
考えさせられるメルマガでした
(山本富士夫氏のメルマガより要約)

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:文化・伝統,雑学  |    |  2016.07.18

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