インバウンド
2013年に年間1000万人を突破すると 2015年には1973万人で大阪万国博が開催された 1970年以来45年ぶりに入国者数が出国者数を上回りました その後も順調にオンバウンドは伸びて 昨年2467万人、今年は2700万人を超え(そうで) 2020年4000万人は「これだけ政府が力入れると出来る」かもしれません。 インバウンドは政府(自民党)の「経済政策」です。 中国人観光客の「爆買い」がそうです。 「インバウンド消費」は、2015年3兆4771億円。 昨年は3兆7476億円。 4000万人の外国人観光客を受け入れることになれば その消費額は7兆円という市場規模になります。 (7兆円は東京都・スエーデンの予算規模です) 消費は 「宿泊」「飲食」「交通」「娯楽」もちろん「買い物」など 多岐にわたり各分野で大きな経済効果をもたらします 「アベノミクス」で唯一成功している経済対策と言っても過言ではないです。 インバウンド数で一番多いのは中国 続いて韓国、台湾、香港、米国、タイの順となっています これら6市場からの旅行者数だけで全体の81%を占めます。 エリア別に見ると、東アジア地域で1419万人と全体の72%に上ります。 1.中国 団体ツアーが多い 中国にはない日本独特の自然景観や温泉に興味。 2.韓国 個人旅行者が多い 短期で気軽に訪れる若い世代が多く、日本の音楽・ドラマが人気。 3.台湾 ショッピング、グルメが人気 親日派が多く、海外旅行好き。日本のカルチャーへの関心も高い。 4.香港 世界ナンバーワンリピーター率 個人旅行主体で、体験を重視する。気に入ったものにはお金を惜しまない。 5.米国 滞在日数が長い 買い物より歴史や文化に触れる旅を好み、欧米諸国の特徴が端的に表れる。 6.タイ 急成長のマーケット 桜、紅葉、雪など、日本の四季を楽しむ。 4000万人には今後「米欧豪」を伸ばさなきゃいけません。 その為には(キーワード) ・個人旅行 ・歴史や文化 ・四季を楽しむ(寒くても問題ない) ・リピーター だと思います。 私は「チーム力でターゲットを絞った戦略」だと思っています。 ノウハウないのに不得意を「個々」でやってもうまくいきません。 得意「再築」を大きく伸ばして不得意をチーム力でカバーする・・・・ そんな活動で 「古民家を中心とした地方創生」が始まっています。]]>
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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