エネファーム

「エネファーム」
家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。
 「エネルギー」と「ファーム=農場」を組み合わせて名付けられました。
発電所で発生する熱は、捨てられてしまいます。
遠く離れた家庭に電気が運ばれてくるまでに、送電ロスなどが発生します。
エネファームなら、使う場所がエネルギーをつくる場所。
エネルギー利用率は約9割が期待でき、省エネ・環境性に優れています。
都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて
電気をつくり、照明やテレビなどに使用します。
このとき発生する排熱で沸かしたお湯は
キッチンやお風呂などの給湯に利用できます。
床暖房や浴室暖房などにも接続できます。
エネルギーを有効活用するので、省エネにも大きく貢献すると言われています。
この「エネファーム」という名称は
家庭用燃料電池の認知向上を推進する取り組みとして
企業に関係なく統一名称を決定しています。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:環境  |    |  2021.10.09

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