大工さんを育成する
これから給料が下がる仕事のランキングに
大工、建築現場監督、不動産営業・・・・
建築・不動産業界の仕事が数多く入っています。
2024年には全国民の3人に1人が65歳以上になり、
住宅取得者の数が恐ろしいペースで減ります。
同時に空き家が増え続けるので
若い人は新築住宅を作るのではなくて
中古物件をリフォームして住むようになります。
働き方改革から自由な時間が増えDIYも増えます。
少子高齢化・人口減少の影響をモロに受ける職業といえるのです。
人口減少とAIが今までの仕事と生活を一変させてしまいます。
対して「給料が上がる仕事」
ナンバーワンに輝いたのはなんと縫製工です。
今までの既製品を大量生産・大量販売するやり方から
顧客それぞれの体型にあったオーダーメイド製品を
多品種生産・少量販売する動きが急加速しています。
製品作りに対応できる技術力が必要となるので
技術力を持つ日本の縫製工の需要が高まります。
またアパレル業界ではリユースビジネスが拡大しているので
古着を補修するという仕事のニーズも高まろ
縫製工の仕事はこれからどんどん増えていきます。
3位の病院の介護職員は「AIには代替できない仕事」です。
ホスピタリティや臨機応変な対応ができるというのは
人間が持つ強力な能力。
ホームヘルパー、学童保育指導員などの給料が上がるのも同じ理由です。
8割の仕事が消滅する時代と言われます。
これから勝ち残るポイントは
「どれだけひと手間を臨機応変に掛けることができるか?」です。
それは「ひとにしかできない」だと私は思います。
![](https://ienohanashi.com/ie/wp-content/uploads/2019/12/IMG_3637.jpg)
大工さんの育成・・・より頑張らなきゃと思っています。
投稿者プロフィール
![井上幸一](https://ienohanashi.com/ie/wp-content/uploads/2019/10/inoue.jpg)
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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