10月は住生活月間
ウッドショック、木材の価格が大きく上がっています。
今年いっぱいはこの価格は続く・・・と言うのが一般的です。
長期的には安定していきます。
「川上」となる林業は
森林経営管理制度や森林環境税をベースに
森林資源の適正に管理・利用、新たな担い手育成
が進んでいます。供給は安定します。取り組みが始まった。
「川中」となる木材産業では
CLT(直交集成板)などでその安定的な生産がされていきます。
「川下」となる建築業では、戸建て住宅だけでなく
オフィスやホテルなど非住宅分野でもその活用が進んでいます。
ただ・・・それは本当の木材なのか?私は少し疑問を持っています。
それは「農業」でも同じようなことが起こっています。
「植物工場」
光源にLEDを、土に代わって培養液を採用し、
温度や湿度、空調などすべてが管理された環境のなかで農産物を育てます。
1年中季節や気候を問わず農産物を収穫できます。
これは「農業」でなく「工業」なんだそうで
土を使って作るもの以外は「農業」と言わないそうです。
木材も
「CLT」などは工業製品は【木】でなく【建材】なんだと思います。
それらは「時代の流れ」のようです。
その時代の流れに乗る=大企業なんだと思います。
農業・木は無くなるのか?
木材は
外国産木材が一時8割を超えましたが、国産木材は4割程度になりました。
乾燥木材も、以前より自然乾燥木材が増えています。
農業もきっとそんな浮き沈みがあるのだと思います。
10月は住生活月間です。
投稿者プロフィール
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2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。
現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。
また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。
古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
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