自然を信じて
早い梅雨が明け、毎日暑い日々ですね。
小さい頃は、熱射病といってたけど、今は熱中症になって毎年夏の暮らし方が深刻になっています。
ニュースでは、「暑いから外に出ないでください」と言っていて、籠る家の中ではクーラーを付けて過ごすことが前提となっています。
室外機からの熱、エネルギーの消耗、温室効果ガスを発しながら過ごし、地球はさらに温暖化?してしまえば、未来はどうなってしまうのか。。
確かに外は暑い。
だから私も今、家の中で仕事をしていますが、クーラーは付けていなくて…びっくりするかもしれませんが。
いえ、今は、ずっと風が吹いているんですよ。
多分台風が近づいている影響でしょうが、昔の建物だから自然の作りで、窓を開けていると風が抜けます。
涼しいまではいかないけど、暑くないのです。
確かに暑いっちゃ暑いけど、汗はかいてないから快適なんだと思います。
昨日、山に行ってきました。
そこでも同じことを感じて、自然の中に在ると体が無理なく、なんて快適!と思うんです。
クーラーの部屋にいるより、山の木陰の方が心地よく涼しいと思えます。
エアコンなど空調に慣れてしまっている生活だから、なかなかそのことに気付きにくくなっているように思います。
でももっと自然を信じていいんだと思います。
自然だからこそ自然が自然と対応してくれて、自然の生き物である私たちに優しい。
私たちが自然をどうにかしようとしても、自然では相手にならない。
こういった状況にしたのは自然のせいではなく、私たちがもたらしたもので、自然は自然でいただけなんですよね。
昔から日本人は「夏をむねとして」家づくりをやってきたんだから、その考え方に耳を傾けてみると、面白いくらい夏と仲良くなれます。
投稿者プロフィール
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2015年より住育学校福岡第一校を開講。家を建てよう・家を持ちたいと思う消費者に住まいの「本当のコト」を伝えている。また住育コンシェルジュとして、住まい手の求める造り手との架け橋を行なっている。
昨今では、空き家の利活用や発生抑制に向けて、地域でセミナーやファシリティトを行い、住教育の推進に力を入れて活動中。
一般社団法人住教育推進機構福岡支部長
一般社団法人全国古民家再生協会福岡第一支部会員
古民家鑑定士
古民家ツーリズムまちづくりプランナー
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