カナダの古民家事情

カナダの税金は15%!!
中古住宅は非課税(0%)です。
こうすれば日本の「空き家問題」は一気に解決しそうです。
(新築住宅が壊滅的打撃となりますが・・・)
さて、カナダの古民家事情は日本と随分違いようです。
カナダは歴史の浅い国(300年くらい)ですが
住宅は100年くらいはもたせるのが常識感覚です。

メンテナンスして住み替えをしていく・・・
すなわち「中古住宅が売れていく」ということです。
中古住宅は「インスペクション」しっかりしています。
ですから「安心して売買できます」
(基本日本人は細かすぎるんだと思います)

「湿気がない」のは大きな理由ですね。
それが「家を長持ちさせて」います。
そして「出来る限り家にお金掛けるより楽しむコト」を考えます。
カナダと日本は持ち家率は変わりません。
カナダは日本のローンを払い続けることに違和感があるようです。
それなら「自分の収入に合った中古を買って住み替えればいい」という考え方です。
無理はしない・・・

カナダで「1000万くらいで家買いませんか?」
(買えませんが・笑)魅力的なお話です。
そう言えば「日本でもいっぱいそんなお話はある」考え方?
ゆっくり考えてみたいと思います。

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:文化・伝統  |    |  2017.06.04

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