地産地消に学ぶ

都会暮らしに慣れ、久しぶりに田舎で食事を摂った時、野菜の味に感動したことを思い出します。
近くで採れた新鮮な野菜が、こんなに体に美味しいなんて。
信じられないくらい!
その地の水とも合ってより一層美味しいのだと思います。

「地産地消」とは、このことです。

家の材も同じこと。
地域に育った材で建てた家は、その風土によく合って長持ちします。

近くで材料が手に入ることは、輸送コストや排気ガス・エネルギー消費の削減もできます。
地場の職人さんや業者さんが見てくれて維持管理がスムーズだし、地域でまわることは地域の経済も安定します。

稀にない今のご時世においても、建築輸入材がストップすることもなければ、それを使うプレカット加工が滞ることもないのだと思います。

やはり地域のものを自然のままに則って、利用することは、私たちにとって有難いことだと思います。


建築工事が進んでいます。

投稿者プロフィール

山城京子
2015年より住育学校福岡第一校を開講。家を建てよう・家を持ちたいと思う消費者に住まいの「本当のコト」を伝えている。また住育コンシェルジュとして、住まい手の求める造り手との架け橋を行なっている。
昨今では、空き家の利活用や発生抑制に向けて、地域でセミナーやファシリティトを行い、住教育の推進に力を入れて活動中。
一般社団法人住教育推進機構福岡支部長
一般社団法人全国古民家再生協会福岡第一支部会員
古民家鑑定士
古民家ツーリズムまちづくりプランナー
category:住教育  |    |  2020.04.03

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