「住育」

民間企業で働く人のうち、
パートや契約社員など非正規労働者の割合が、4割に達しているそうです。
その理由は、「賃金の節約のため」が38・6%
保険等が上がり、
時代のスピードから「企業が軽くないといけない」
のは私も経営者ですからわかります。
その反面「企業の使命」もあるはずです。
日本は「年功序列」という考え方が長く続きました。
「年功序列」を辞書で引くと
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勤続年数や年齢などの要素を重視して、組織内での役職や賃金を決める人事制度。
勤続年数や年齢が高くなれば、それだけスキルやノウハウが蓄積され、
組織内における職務上の重要度が高まるとの考えから、それに応じて役職や賃金も上昇していく。
終身雇用制と合わせて、従業員の安定雇用や生活を保障し、日本経済の発展に寄与してきたが、
最近は仕事の成果を重んじて役職や賃金を決める「成果主義」を導入する企業が増えつつある。
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とあります。アメリカ的な考え方です。
「日本らしい平成の終身雇用・年功序列制度があってもいいのではないか?」と思います。
会社が安定的な「右肩上がり」を目指して、
それを支える社員が安定した生活が保障される制度・・・。
一昔前なら「大企業に入れば一生安泰」の時代がありましたが
「大企業」ほど「非正規社員」が多い時代です。
「大企業」はどんどん海外にその生産拠点を移しています。【経済優先】です。
住宅業界でも【経済優先】なら
・工場生産で
・外国産の木材を使う
・強制乾燥木材を使う
・新建材を使って
になります。これで「日本は日本らしさを残すことができるのか?」不安でいっぱいです。
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「住教育」を通して
国民全体が「日本のこと」考えられるカリキュラムをしっかり創り上げたいと思っています。
【未来の子ども達の為に】

投稿者プロフィール

井上幸一
井上幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。
category:住教育  |    |  2015.11.10

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