大工棟梁は違う?
大工という言葉は聞いたことあるかと思います。かたや、棟梁という言葉も聞いたことあるのではないでしょうか?
一般に大工というのは家を建てたり修理などをする職人というのは何となく理解されるのではないかと思います。それには先ず色んな知恵とか肉体的な実践事が必要です。
以前は徒弟制度があり親方の元で知恵と訓練を実践しないと大工にはなれませんでした。よく言われる見習いという期間を経てそうやく大工としての職人になります。しかし、それでも更に多くの経験、能力を十分に身につける事でようやく「棟梁」と言えるようになります。
ですから、棟梁は大工の取りまとめの長という事になります。住まいは棟と梁が重要な部分であり、全てを知り尽くした大工の長といえます。
現在では、プレカットによる建て方が主流の中で棟梁と言える現状には無いように思われます。以前のように棟梁の下で大工が切り込む技術者が見られるようになって欲しいものです。