木の表面割れって大丈夫?

木は基本割れるものなんです。水分の蒸発つまり乾燥時点で収縮することでひび割れが生じるものです。
柱などは特に芯材(芯がある材のコト)は特に表面割れが発生します。ですから昔の人は背割りをして表面に割れが発生しないようにしてきたのです。
背割りとは木の縦方向にのこぎりで切り込みを入れて中の水分を早く抜くことで表面に割れが少なくなるようにしてきたのです。
これによっての表面割れは強度には問題はありません

ただ、貫通割れ又は年輪によって円周上に入る割れは強度的にはマイナスになります。
また、乾燥してない材を使用し建てた後に材の乾燥がおこり金物付近の割れは強度的には悪影響になります。

ですから、継手部や金物付近の割れは要注意です。

投稿者プロフィール

井上 静夫
井上 静夫
井上建築 代表
一般社団法人福岡県古民家再生協会 代表
資格: 二級建築士、危険度判定士、伝統資財施工士、古民家鑑定士1級
経歴: 小・中学校卒業後、大工修行に入り6年後独立する
座右の銘: 継続は力なり
尊敬する人: 宮大工の西岡常一棟梁
尊敬する理由: 大工としての心意気が好きだから
特技: 剣道
category:メンテナンス  |    |  2020.03.08

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