木に含まれる効果
フィトンチッドという言葉があります。
樹木などが発散する科学物質。植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。(ウィキペディア)より
森林浴効果とも言われています。
フィトンチッドの働きとして、癒し効果・消臭脱臭・抗菌防虫があります。
木にはストレスを解消し気分を爽快にする不思議な力があると言われています。これは、木に含まれる精油成分に環境を浄化する能力によるものです。
木の匂いが程よくあると、心地よく眠っている時に現れるα波が平均よりも増加し、疲労回復も早くなると言われています。
山(森)の中で動物の異臭、悪臭がすると聞いたことってありません。
これは、フィトンチッドの消臭作用の科学的中和によるものです。
付着した悪臭成分を時間とと共に分解し無害化しています。そして消臭作用によって森林の空気のように清々しさをもたらしてくれます。
アトピー性皮膚炎・喘息にダニが関係していると言われています。
喘息は居住内にダニがが増え、その死骸や糞を鼻から吸引することにより起こります。小児喘息患者の大きな割合がダニによるものと言われています。
木の匂い成分には、殺ダニ作用が見いだされています。ヒノキ材やヒバ材、スギ材等の匂いは、殺ダニ作用があります。(森・川・里・海のつながり)より
家の調湿をコントロールする木には、このような効果が含まれているのです。
高気密住宅が当たり前となっている今、室内にフィトンチッドを取り入れて心と身体の健康を維持してほしいですね。