家を建てる? 家を買う?
家は建てるもの?
家は買うもの? かつて、家を建てるという言い方が普通だった時期があり今で言う「家を買ったんだ」とかいう言い方はなかったように思われます。
つまり以前は家というものは造るものであり、建てるものだったのです。誰かさんとこが家を建てるらしいというと地域の住民は自分ごとみたいに祝ったものです。地域扶助の精神が根付いていて共に家造りに関わっていました。
家はやはり住む人の安らぎを感じるものでないといけないのだと思います。疲れて帰ってきて癒される場所であって欲しいと思います。その為には想いを託せる職人が手で木と語り合って造り、建てるものであって欲しいと思うのです。
先人たちが培ってきた家造りに対する精神をここでも一度再認識することが大事だと思います。
家は買うのが悪いというつもりではありませんが、住うのは人ですならばそれを造るのも人であるべきだと思うのです。
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