帰りたくなる家
「帰りたくなる家」というのは、育った場所、思い出があるだけでなく、「落ち着き、安心できる」”場所”ではないかと思います。
“落ち着く” “安心する”は、からだと心が無意識に感じるものだと思います。
文化財や古民家などの古い建物に行くと、縁がない建物でも、なぜか「落ち着く」と感じたりするものです。
山や川などの自然の中で、落ち着くと感じるように、建物でも自然素材に囲まれているからだと思います。
自然素材の家は、そこで暮らす人たちの身体に負担がないため穏やかに過ごせます。
穏やかに過ごせることは、心の安定にも繋がります。
田舎暮らしや古民家暮らしが見直されたり、自然素材の家づくりを学ぶ方が増えています。
人もまた大地の子。
家族の帰りたくなる家を持ちたいものです。
投稿者プロフィール
-
2015年より住育学校福岡第一校を開講。家を建てよう・家を持ちたいと思う消費者に住まいの「本当のコト」を伝えている。また住育コンシェルジュとして、住まい手の求める造り手との架け橋を行なっている。
昨今では、空き家の利活用や発生抑制に向けて、地域でセミナーやファシリティトを行い、住教育の推進に力を入れて活動中。
一般社団法人住教育推進機構福岡支部長
一般社団法人全国古民家再生協会福岡第一支部会員
古民家鑑定士
古民家ツーリズムまちづくりプランナー
最新の投稿
- 住教育2022年7月3日自然を信じて
- 住教育2021年10月26日未来のためを想えば
- 住教育2021年9月5日家を意識すれば、明るくなる未来
- 住教育2021年8月13日持続可能な循環型の過去